脱労働思考のすゝめ。天は人の上に人を作る。

こんにちは、キラーです。

本日は、ビジネスにおいて長く働くことは良いことなのか?
というテーマでお話をさせていただきます。

日本人は基本的に勤勉な民族なので、
一生懸命汗水流して働くことを美徳として捉える人が多いです。

 

僕たちは小学校の時から、先生や親に
たくさん勉強していい成績を取りなさいと言われ、
会社に入ると、上司から残業を強いられ、
ちょっとサボると周囲の目が冷たくなります。

中には、勉強をするフリとか、仕事をするフリをして、頑張って働いてますアピールをする人も少なくありません。

 

アルバイトやパートによる仕事も、
給与は「時給制」によるものが多いので、
長く働けば働くほどお金がもらえるし、

サラリーマンでも、敢えて定時を過ぎても会社に残って、残業代を狙いにいく人もけっこういます。

 

ですが、「労働生産性」という観点に立った時に、日本は他国と比べて、労働1時間当たりのGDPは意外と低く、

けっこう働いてる割にはあまり稼いでないよな〜という感じです。

ノルウェー、ルクセンブルク、ドイツ、アイルランドなどの北欧圏の国とかは、昼間には仕事を切り上げ、

みんな夕方にサッカーを観戦しながらビールを飲んでるのに、日本よりGDPが高いですからね。

 

世の中の生産活動においては、長く働くことが
必ずしも有益なプロフィットを生み出すかと言われればそうでもなく、
むしろ全然働いてないのにすごい稼いでいる人は案外多いです。

 

起業をしたばかりの頃って、
よくみんな朝から深夜までびっちり働いて、
現場管理から雑務、会計、営業などなんでも自分でやろうとします。

どこか頭の奥底で、
ビジネスは長く働いてなんぼとか思ってるし、
現場の最前線にいないと気が収まらない場合さえあります。

でもこれってビジネスにおいては大きな間違いで、
求められることは「結果」のみです。

 

それまでの努力の過程とか苦労なんか一切評価されないし、
時給も当然発生しません。

例えばアフィリエイトなんかに取り組む場合でも、
毎日ブログを記事更新したり、
Twitterで狂ったようにツイートし、
積極的にフォローを仕掛けていくのは
労働生産性を下げているいい例です。

 

よくパレートの法則とか、8:2の法則とか呼ばれたりしますが、
実際に成果に繋がるような作業というのは、
全体の2割ほどしかありません。

 

せっかく記事更新をしても、
それが読まれないとか、Googleで上位表示されない。

頑張って商品を紹介しても
全く成約されない。

1日30ツイートを1ヶ月続けてみても
一向にフォロワーが増えない。

なんてことはよくある事例で、
ほとんどの作業は実際には意味がなかったりするんですよね。

 

まあ、無駄な努力や遠回りを通して
ようやく大事なことに気づくことはありますが、1日に使える時間や自分のメンタル、エネルギーが有限だと考えると得策ではありません。

今日お伝えしたいことは、
労働の生産性を上げろとか、非効率な作業をするなということではなく、
“自分で労働をするな”ということです。

 

実際にビジネスで稼いでいる人は、
システムや外注化などによって、作業を「自動化」し、
キャッシュを生み出す一連のフローを「仕組み化」しています。

僕の場合であれば、
バナー画像とかのデザインを安い費用で外注したり、オウンドメディアの記事更新も1記事あたり数百円とかでライターさんに依頼をかけています。

 

時には、コンサル生やパートナーと作業分担し、
報酬分配を取り決めして、根気のいる記事の更新とかは全部相方にやってもらってます。

メディアを育てる以外にも、
SNSのインフィード広告を出稿して、
広告枠が自分に代わってネット上から人を集めてくれるし、

メルマガやラインアットを使い、
シナリオを組んでステップ化すれば、
後は勝手に商品をセールスしてくれます。

 

ブログやサイトがGoogleに評価され、
検索エンジンでページが上位表示できるようになると、YahooやGoogle経由で勝手に見込み客がサイトに集まりますし、

設置した文章によってユーザーは理解、共感、納得し、商品ページの決済ボタンへと自分の知らないうちに向かわせることもできます。

 

自分がやることといえば、
集客、教育、販売に至るまでのプロセスやシナリオを最初に設計したり、
都度アクセス数や売り上げなどを見ながら、
データ管理や監視をするくらいです。

 

自分で商品コンテンツを作るのが面倒であれば、他人の商品を紹介(アフィリエイト)すればいいだけだし、自分にしかできない作業に集中した方が賢明です。

 

現在僕がパソコンの前で本気を出して作業をしているのは
1日の中のせいぜい1時間くらいで、
後は次のビジネス企画を考えたり、新しい情報をキャッチしたり、
ネットサーフィンをして市場を観察しています。

自分で作業現場に入り、
誰でもできるような労働をしているようでは、
いつまでも価値は上がりませんし、
結果として収入は上がりません。

 

しっかりと時間を作り、
自分にしかできない付加価値の高いタスクに
集中しなければいけませんし、
高い価値提供ができるように
日々アイデアを出したり、学習もしなければなりません。

 

とにかく稼いでいる人たちは暇です。

暇で暇で、仕方ありません。

莫大な余暇と時間、精神的余力がなければ、
ビジネスを俯瞰的に見ることはできませんし、
次の事業に挑戦することもできません。

 

ある意味暇であることが仕事みたいなもので、
歴史を振り返っても、人間の余暇や遊びがアートを生み出し、
絵画や音楽、宗教などの高い付加価値のコンテンツが出来上がっています。

 

仕事のできる人間は常にせかせかと働いてるイメージがありますが、
本当に仕事ができて、成功している人間は、
本当に暇だし、無理やり暇な時間を作り出しています。

過去にインターネットビジネスで月20万円以上稼ぎ、
さらにビジネスに集中するために脱サラしたコンサル生も多く出してきましたが、
いざ脱サラして、長い時間作業に向かおうとしても
そんなに長くは働けないものです。

 

実際問題、人間が1日のうちで使えるエネルギー量は決まっていて、
パソコン作業の場合だと、3時間がMaxで集中できる限界時間です。

それ以降は、気合いと根性で作業をしようとしても、
脳や心臓、胃腸がヘロヘロで、質の高いアウトプットは難しく、
むしろ逆効果な仕事をしてしまう場合は結構あります。

 

なので、最初から割り切って、
“いかに決められた時間の中で、生産性を上げていくか”
という思考に切り替えなくてはなりません。

 

こうした「脱労働思考」がないと、
全然作業時間が取れない日があると勝手に罪悪感が湧きますし、
いつの間にかモチベーションも低下します。

 

限られた時間の中で、自分にしかできない
付加価値の高い仕事をし、
あとはシステムなどに任せ、
仕組み化、自動化する視点が大切ですね。

コンテンツビジネスをこれから実践するにあたって、
まずは自分で労働することを辞めることから始めてください。

 

しかもこれから先、AIやロボットが進化し、
ブロックチェーンや5Gなどの新しいテクノロジーも生まれ、
誰でもできる価値の低い仕事はなくなる可能性があります。

コロナウイルスなどの大きな外的要因が出てくれば、
自粛モードにより強制的に労働はできなくなるし、
その労働をしない間にも僕たちは食っていかなくてはなりません。

 

不況にも対応できるキャッシュポイントを今回作るのはもちろんのこと、
コンテンツビジネスの実践を通して、
今のうちから労働を脱却した
付加価値の高い仕事をする習慣を付けて欲しいし、

創造者(クリエイター)としてのセンスも
今のうちから養っていただければと思います。

 

これからコンテンツビジネスの攻略公式では、
そんな労働を脱却し、収入を大きく向上させていくための
ノウハウ、マインドセット、環境について伝授していきますので、
しっかりとついてきてくださいね!

それではまた!