こんにちは、キラーです。
先日ツイッター上で、こんな投稿が話題になりました。
SNS伸ばすために「質より量だ!とにかく毎日更新!」なんて信じてる人、目を覚ましてほしい。
投稿で溢れ返ってる世界であなたの「とりあえずあげた投稿」のファンになる人なんていない。
圧倒的に高い質(=特定の属性に刺さるコンテンツ)を作り続ける自信が無ければインフルエンサーは難しい。
— マコなり社長 (@mako_yukinari) July 28, 2019
マコなり社長は、主に人生論や起業マインドなど、人生を豊かにしていくための智恵を発信するYouTubeチャンネルを運営しています。
わずか半年で、70本ほどの動画投稿だけでチャンネル登録者が10万人を超え、ツイッターのフォロワー数も2万人超えと、かなりのインフルエンサーです。
そんな彼が、少ない投稿でも圧倒的に高い質のコンテンツを作るのが大事だと言っていますので、さすがに説得力がありますね。
一方で、「アフィリエイト」などのビッグキーワードで検索上位に入り、ブログ収入も毎月1000万円近くある「マナブログ」の運営者、マナブさんは以前にこんな投稿をしています。
よくある意見で「ツイートは、数より質」と言われますが、僕は「数が大切」だと思っています。
というか、ブログとかYouTubeでも同じですが、大前提として「数」がないと、「質」は高めていけませんからね。質の改善には「試行錯誤」が必要で、試行錯誤するには「数が必須」という論理です😌— マナブ@バンコク (@manabubannai) May 26, 2019
彼はブログを2年以上毎日更新し、動画は1日1本以上、ツイートも1日15投稿ほどアップするほど鬼ストイックな人間で、大抵の人には真似できないと思います。
そんな彼が質よりも量をこなさないと、結果がついてこないと言ってるわけですから、これも十分頷けるんですよね。
ここに関しては賛否両論で、どちらが正解もないし、逆に言えばどちらも正解。
欲を言えば質も量も両方頑張った方がいいです。
僕自身はブログ運営歴5年以上で、毎月アフィリエイト報酬やコンテンツ販売の収入を合わせると毎月100万円以上継続して達成しているわけですが、
僕はどちらかというと、質を重視して、特定の属性に刺さるブログ運営を心がけています。
ただその質を生み出せたのも、陰ながら量をこなしたり、質を高めるための勉強をしていたからで、どちらにせよ労力や手間はかかっています。
僕自身のブログ運営の経験や、コンサルティング経験の中から、今回の話題について僕なりの考えを述べさせていただきます。
完全初心者でブログを始めたての頃は1日3記事を更新していました。
今でこそ、必要な内容や需要のあるテーマに絞って週に何回かしか記事を更新していませんが、ブログに関して右も左も分からなかった頃は、1日3記事を3ヶ月間毎日更新していました。
アフィリエイトを始めた当時、僕は大学生だったので、とにかく時間がありました。
実家暮らしで特に生活に困ることもないし、大学は週休5日制が可能なほどゆるゆるな学部だったので、毎日暇を持て余してたんですね。
将来への強い危機感というのもあり、だからこそ毎日下手くそながらも鬼のように記事を更新してて、休みの日は9時〜22時と、ブラック企業に勤めているかのごとくみっちりやってました。
まあ、記事テーマやキーワードの選定は下手くそだし、改行は見にくいし、文章にはまとまりがないしで、今思うと本当に酷かったです。
当時の師匠にダメ出しされながら、それでもなんとか必死に食らいつき、ようやくアクセス数も増え、固定の読者ファンも付き、ようやくブログ上から商品が売れていった流れです。
あの時はホントにハングリー精神が凄まじかったですねw
後々振り返ると、当時これだけ量をこなしていなかったら、正直今の自分はいないと思います。
量をこなすことでようやく見えてきた世界があった。
1日3記事更新という、無茶苦茶な作業量を経験することで、ようやく分かってきたことってたくさんあったんですね。
具体的には、
“どういうネタ、キーワードを含めれば読者が集まりやすくなるのか。”
“どこに力を入れればユーザからの反応が取れるようになるか”
これらがはっきりします。
今一生懸命頑張ってキーワードを選定して、文字数を頑張って書いて1記事投稿したとしても、結果として読まれないとか、検索上位に上がってこないことは、ブログを運営していてよくある話です。
ただ、量をこなして記事をたくさん投下することで、この記事は読まれてないけど、あの記事はすごいアクセスが集中して読まれてるとかデータではっきり分かります。
Googleアナリティクスというアクセス解析で、当時のブログデータを振り返ると、こんな感じで、どの記事がどれだけアクセスが集まって、何分くらい読まれているのか分かります。
このデータを見て、よく読まれている記事を編集したりとか、追記を加えて、より読者の役に立つコンテンツを仕上げていき、結果としてサイトの「質」が高まった感じです。
行動フローも見れば、訪れたユーザーがどの記事からどの記事へ飛んだか動きが一目瞭然に分かりますから、そこからどういう記事配置をすればいいか、導線を整えて「収益性」も向上できました。
数をこなさなかったら、こういうことが分からなかったし、成果の出るスピードも遅くなってたと思います。
記事数をこなすことで、そこから検索エンジンからの入り口の数も増えるわけですから、どのネタで今後記事を書いていくべきかとか、どの部分を削るべきかとか「指針」もはっきりするので、最初のうちはまず量は意識した方がいいと思います。
これからブログ運営するなら、量→質の順で攻めていこう!
今でこそ僕は質を重視して、コンテンツを作り込んでいくタイプですが、コンサル生とか、周りの稼いでいる人を見ても、みんな最初は量をこなしている人が多いです。
質だ質だと頭で分かっていても、初心者さんが高い質のコンテンツをいきなり作ることはまず不可能です。
文章のリズムも歯切れも悪いし、1個1個の制作に時間がかかり過ぎだし、記事コンテンツの少ない最初は記事投稿しても検索上位にあがってこないので何かと非効率です。
だから、多少文字数は少なくしつつ(だいたい2000文字〜3000文字を推奨)、キーワードを意識しながらガンガン記事投下していくことをお勧めします。
その上で、アクセス数も集まり、サイトパワーも上がってきたタイミングで、これまで1日2〜3記事書いていたものを1日1記事にペースを落としたり、2~3日に1回、ガッツリしたものを書くとかした方がいいですね。
それと質を意識するあまり、文字数を増やす人も多いですが、それもちょっと違います。
正確には、読み手の役に立つ情報を盛り込むことが本質で、その範疇を超え、あれもこれもと、書きたいことを書き殴ったら、返って逆効果です。
マナブ氏も、長文SEOに関しては反対の意見を持っているようです。
本日は「ブログ添削」をずっとやっていたのですが、そこで思ったことは「記事が長すぎ…」です😱
みなさん長文を書きすぎじゃないですか?
そんなに、ネットで長文を読みますか?SEO最適化を考えるあまりに、読者から視点が離れていないですかね。情報は詰めるだけじゃなく、削ることも大切です
— マナブ@バンコク (@manabubannai) August 9, 2019
大事なことは記事内に、読み手が求めている内容を入れることで、自分が発信したいことを発信するのではダメです。
話の長いおじいちゃんと同じで、できるだけ短く端的にまとめましょう。
必要な事項を1記事内に網羅していったら、結果として記事が長くなったとかはOKです。
また、最初は量を優先しつつ質も重視するのが僕の答えで、1記事あたりの質を意識する際は、とにかくGoogleの本質を意識することが大事です。
こちらの記事では今日のテーマに関連した内容ですが、どう少ない記事数で効率よくサイト構築していけばいいか書きました。
最終的にはブログの収益性も意識して構築しなきゃいけないわけで、そこを意識しないと、いくら量を加えたところで進化はありません。
はじめのうちは量を意識して、基礎スキルとデータの習得ができた後に、質の視点でブログ構築することを意識してくださいね。
では、今日はこの辺で!
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[…] 「質」か「量」か? […]
[…] 「質」か「量」か? […]